SDGs 15番目の目標「陸の豊かさも守ろう」について

こんにちは、中野莉子です。

 

今回はSDGsの15番目の目標の

「陸の豊かさも守ろう」

についてお伝えします。

 

 

森林・湿地・山地および乾燥地の陸上の生物を保護していくために環境保護をしていくことになります。

森林減少による砂漠化により生態系が急激に変化し、絶滅危惧種になる生物も多くいます。

 

 

この影響は人間にも深く関係していきます。

 

農作物を作りながら生活していることもあり、

人間の必要な食料の8割は植物から摂取しているといわれています。

そのため、陸の豊かさが失われることは、食糧危機にもつながっていきます。

 

ここまでは環境破壊に対しての目標ですが、

外来種についても目標を立てています。

 

外来種により今までの生態系が変化し、

それまでいた生物が生存できなくなってしまい最終的には絶滅してしまうことがあります。

 

このように陸の豊かさが失われることは、地球上のすべての生物にとって脅威となってしまいます。

 

資源を大切にして、個人でもできることから始めていきましょう。

 

SDGsの目標に対してのターゲット

15.1
2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する。
15.2
2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し、世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる。
15.3
2030年までに、砂漠化に対処し、砂漠化、干ばつ及び洪水の影響を受けた土地などの劣化した土地と土壌を回復し、土地劣化に荷担しない世界の達成に尽力する。
15.4
2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。
15.5
自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失を阻止し、2020年までに絶滅危惧種を保護し、また絶滅防止するための緊急かつ意味のある対策を講じる。
15.6
国際合意に基づき、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を推進するとともに、遺伝資源への適切なアクセスを推進する。
15.7
保護の対象となっている動植物種の密猟及び違法取引を撲滅するための緊急対策を講じるとともに、違法な野生生物製品の需要と供給の両面に対処する。
15.8
2020年までに、外来種の侵入を防止するとともに、これらの種による陸域・海洋生態系への影響を大幅に減少させるための対策を導入し、さらに優先種の駆除または根絶を行う。
15.9
2020年までに、生態系と生物多様性の価値を、国や地方の計画策定、開発プロセス及び貧困削減のための戦略及び会計に組み込む。
15.a
生物多様性と生態系の保全と持続的な利用のために、あらゆる資金源からの資金の動員及び大幅な増額を行う。
15.b
保全や再植林を含む持続可能な森林経営を推進するため、あらゆるレベルのあらゆる供給源から、持続可能な森林経営のための資金の調達と開発途上国への十分なインセンティブ付与のための相当量の資源を動員する。
15.c
持続的な生計機会を追求するために地域コミュニティの能力向上を図る等、保護種の密猟及び違法な取引に対処するための努力に対する世界的な支援を強化する。