SDGsの目標について知って、出来ることから協力して貧困をなくそう

こんにちは、中野莉子です。



前回の記事では、継続可能な開発目標として

 

国連サミットで決められたSDGsの17の目標に

 

ついてざっくりと説明させて頂きました。

 

https://riko-sdgs.hatenablog.com/entry/2021/02/22/100000



今回は

 

1.貧困をなくそう



についてより詳しく説明します。

 

「貧困をなくそう」と聞いても、中々実感できないこともあるかもしれません。

 

SDGsでは、各目標にはターゲットを設定していまして、

 

今回の「貧困をなくそう」では、

 

「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。」ために

 

以下のようなターゲットを設定しています。

 

1.1

2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と

定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。

1.2

2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、

全ての年齢の男性、女性、子供の割合を半減させる。

1.3

各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、

2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。

1.4

2030年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、

全ての男性及び女性が、基礎的サービスへのアクセス、

土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、

相続財産、天然資源、適切な新技術、

マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、

経済的資源についても平等な権利を持つことができるように確保する。

1.5

2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の

強靱性(レジリエンス)を構築し、

気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、

環境的ショックや災害に暴露や脆弱性を軽減する。

1.a

あらゆる次元での貧困を終わらせるための計画や

政策を実施するべく、後発開発途上国をはじめとする

開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を

講じるため、開発協力の強化などを通じて、

さまざまな供給源からの相当量の資源の動員を確保する。

1.b 

貧困撲滅のための行動への投資拡大を支援するため、

国、地域及び国際レベルで、貧困層ジェンダー

配慮した開発戦略に基づいた適正な政策的枠組みを構築する。

 

大きく分けて絶対的な貧困と相対的な貧困に分けることができます。

 

絶対的な貧困とは、

きれいな水や十分な栄養をとることができず

収入も1日1.25ドルで生活を余儀なくされています。

途上国全体では4人に1人がこの状態になっていることです。

 

相対的な貧困とは、

基礎的医療や教育といった必要最低限のニーズ満たしていないことです。

人としての最低限の生活を保障することを目標としています。

 

生活していくための所得や人として生活を保障できるように、

SDGsでは目標を設定して世界各国で取り組んでいます。

 

大きな目標ではありますが、一人一人がまずは出来ることから

協力して貧困をなくしていきましょう。